大人は何を勉強すればいいか? 非認知能力(生き抜く力)
子供の頃は時間割があった。国語、算数、理科…。
世の中の仕組みを知るためだったんですね。
大人の勉強は、非認知能力(生き抜く力)です!!
大人の勉強は、一生かけて。
中間テストも期末テストも自分でやらなくては。
下記17個もあるのですが、私は特に◆コミュニケーション力、◆自己肯定感をUPさせたいと思います。
◆問題解決力 論理的思考力。問題を発見、解決策を立案、それを遂行する力
◆批判的思考力 論理的思考力。クリティカル・シンキング。俯瞰的な視点で考える力
◆協働力 助け合い、譲り合い、尊重しながら目標達成する力
◆コミュニケーション力 自分の意志を伝え、他者のそれを受け入れ、信頼関係を築く
◆主体性 自分の意思や判断によって、責任を持って行動する姿勢、遂行する意欲
◆自己管理能力 自分を律し、管理し、自己分析する力
◆自己肯定感 自分のあり方を積極的に評価できる、自分の価値や存在を肯定できる感覚
◆実行力
◆統率力
◆創造性
◆探究心
◆共感性
◆道徳心
◆倫理観
◆規範意識
◆公共性
◆独自性
※「非認知能力について 一般財団法人 日本生涯学習総合研究所 」より
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=1
私とは何か「個人」から「分人」へ (平野啓一郎)
「本当の自分」など、いないのでは?
「本当の自分」
「ありのままの自分」
って、どこにいるのだろう?
相手や、自分の機嫌や、場所により、全然違う私だし。
この本の中では、
対人関係ごとに違う複数の自分は、全て「本当の自分」だと言ってる。
皆、いくつもの「仮面」をつけている。
その中の、一番しっくりくる「仮面」を本当の自分にすると決め、大きくしていけばいい。
それを「本当の自分」にすればいい、と。
頭に来てもアホとは戦うな 賢者の反撃編(田村耕太郎)
まずは『頭に来てもアホとは戦うな』の復習から。
・アホは暇
・アホは足を引っ張る
・アホは論破しても理解しないので、何度でも挑んでくる
・アホはどんな姑息な手でも使えるので、勝てない
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賢者の反撃編でも、繰り返し書かれていること。
〜アホとの戦いは無駄な消耗戦である〜
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アホと戦うエネルギーはがあるなら、
自分と向き合い自分を見つめることに充てて、
人生の目的を見出し、それに邁進する。
物事は主観的な捉え方が全て。人生には理不尽なことしかない、と腹を括る。
勧善懲悪を人生に期待してはいけない。
どんな偉人でも大帝国でも、直線的な成功も失敗もない。
あるのは永遠のアップダウン。
「絶好調は終わりの始まり」「苦難は成功の始まり」。
人生、どんな時も常に途中経過である。
☆アホの標的になる人=自信なさげな人
☆アホが怖がる人=人生の辛酸を舐めて、それを乗り切ったような静かなオーラ持つ人
☆人付き合い=
表面上は友好的に、しかし無駄に利用されない
余計なこと言わない。キレたら終わり。力まずリラックス。
戦わないが、なめられない。プラス「やるときはやるよ」という姿勢を見せておく
☆敵を作るもの愚かなこと=
関心を持たれず、オーラ消す。年下にも敬語で接する
人とは漠然と「仲良くする」のでなく「リスペクト」「親切」「楽しむ」と心がける
☆怒るのも、時間とエネルギーの無駄=
復讐心を持たれたりすると、膨大な時間の無駄
人生に最も大切なのは時間だ!!時間は平等だし、お金で買えない。
日本人はアポの時間は非常に気にするのに、時間の使い方はルーズ
二人の嘘(一雫ライオン)
貧乏と裕福の両方を経験する人がいる。
女性判事の礼子は、貧しい環境に生きたが、成功し、裕福な家に嫁いだ。
自分のことを「マージナルマンーー境界人」と感じている。
(二つ以上の異なる社会や集団に属し両方の影響を受けながらも、結局そのいずれかにも完全には所属することができない者。境界にいる人)
「上級国民」から「底辺」に落ちる人もいる。底辺から上の世界に行ったとしても、文化の違いに苦しむ。積み重ねてきたものの、あまりの違いに苦しむ。礼子は、貧しい環境を生きるために凍結していた本能を静かに取り戻し、成功した裕福な世界から去っていった。
結局、高級外車や豪邸や高級な白いソファーがあっても、幸せじゃなかった。
「勇気」の科学 一歩踏み出すための集中講義(ロバート•ビスワス=ディーナー)
- 勇気はある状況では効果的だが、
性急な行動は悪い結果を招く - 臆病すぎず大胆すぎず生きる
勇気には二つの主要な要素がある。
「行動意志」と「恐怖のコントロール」。
勇気とは危険、不確実性、恐怖があるにも関わらず、 同義的で価値ある目的に向かっていく「行動意思」。「行動意思」と「恐怖のコントロール」は必ずしもシーソーではない。恐怖が大きくても強い行動意思を持つ人もいる。
アリストテレスは、勇気を中庸としてとらえた。勇気を高い理想としながらも、それは賢く実践しなければならないと 考えた。人は勇敢でなければならないが、 同時にそれは適度なものでなければならない。 つまり勇気はある状況では効果的だが、 性急な行動は悪い結果を招きいれる。
人が近づくと臆病なカモはすぐ逃げる。 最初に逃げた臆病なカモは食料を得るチャンスを失う。 最後まで残っていた大胆なカモは、命を危険に晒した。長い目で見れば、 生き残るのは臆病すぎず大胆すぎず二番目に逃げた大半のカモ。
- 怒りによって行動しようとする時は、
自分にとって本当に大切な価値観を侵害されたかどうか
怒りは、勇気と密接な関係を持つ感情。
ただし、勇気を高めるための手段として、
強い怒りの感情によって、勇気を引き上げることを考える上で大切な
- 勇気指数をあげるには、幸運と自信の好循環
達成動機とは、
1.自分は幸運な人間であると言い聞かせる。 その成功の一部は幸運がもたらしてくれたもの、と考
2.運を記録する。 幸運な出来事とその程度を記録する。不運は記録しない
また、勇気とは多くの場合、他者のためのもの。 他者を助けられると考えると、勇気指数を高められる。
- 防衛的悲観主義を繰り返すと、勇気を出す習慣がなくなる
私たち現代人は、
しかし多く現代人に見られる、
防衛的悲観主義は、
- 目標を諦めても価値に注目することで、前に進む勇気を得られる
諦める言葉は、二つに分けられる。
一つは努力を諦めることと、
これを明らかにすることで、
目標を諦めるという考えは、私たちを恐れさせる。
気乗りしない目標に向かって力なく進もうとするよりも、
- 失敗に対する捉え方を変えれば、勇気ある行動がとれる
人前でのスピーチやプレゼンの前には、私たちの多くが強い不安を感じ
最初のグループには、絶対にミスをしないようにと指示する
2番目のグループには、意図的にミスを無視する、
3番目には意図的にミスをこと、逆にそのミスを活かしてプレゼンを効果的にすることを指示する。
上手くいったのは、あえて失敗をした3番目のグループ。
ミスは許容するだけでは不十分で、
望み通りのことを実現できないのは、人生では当たり前。
ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅 (レイチェル・ジョイス)
-
受け取ることは、与えることと同じように贈り物なのだ。
なぜなら、受け取ることも与えることも、 共に勇気と謙虚さの両方を必要とするから
ハロルド・フライは、親からの愛情を受けられなかった(今で言う、毒親育ち)。彼は父親になったが、息子への接し方もぎこちない。息子は優秀だが人生に挫折し、悲しい出来事が起こる。妻は絶望、
なぜ彼の人生が変わったのか?
私はこう思った。
歩いてる間、時間がありすぎて深く考えることとなった
相手(妻)の視点でも考えてみた
余計なもの捨てて歩いた
人の助けを受け入れられた
彼は行動した、何かを学んだ、何かを捨てた、何かを受け入れた