かれおの日記

食べて寝て本読んだら、だいたい幸せ

私とは何か「個人」から「分人」へ (平野啓一郎)

「本当の自分」など、いないのでは?

「本当の自分」
「ありのままの自分」
って、どこにいるのだろう?

相手や、自分の機嫌や、場所により、全然違う私だし。

この本の中では、
対人関係ごとに違う複数の自分は、全て「本当の自分」だと言ってる。
皆、いくつもの「仮面」をつけている。
その中の、一番しっくりくる「仮面」を本当の自分にすると決め、大きくしていけばいい。
それを「本当の自分」にすればいい、と。